日本非核宣言自治体協議会 National Council of Japan Nuclear Free Local Authorities

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福崎町

戦争被害の状況

陸軍の弾薬庫跡に慰霊碑が残る
 昭和16年(1941)福崎町西部の高橋区に、大阪陸軍航空補給廠(しょう)姫路出張所(通称「高橋の弾薬庫」)が設置されました。爆薬と航空燃料の貯蔵・補給を任務とし、爆弾や機関砲用・航空機用の砲弾の調整を行いました。約120万㎡もの敷地には有刺鉄線がめぐり、「爆弾庫」は厚さ30㎝のコンクリート壁と鉄製扉・瓦葺きの頑丈なものだったと伝わります。
 現在敷地の大部分は工業団地へ姿を変えましたが、コンクリート造りの門や、終戦翌年に発生した保管品類処理中の事故の殉職者(アメリカ兵含む)の慰霊碑が残されています。