戦争被害の状況

今なお地下に残る航空機工場跡
　日立航空機は１９４２（昭和１７）年、千葉市の埋立地に建設され、機体製作とエンジン製造を行っていましたが、太平洋戦争の末期に空襲を避けるため、千葉市周辺の学校の他、大網町（当時）に地下式と半地下式の各二工場を建設し、１９４５（昭和２０）年４月以降、機械部品と板金部品の生産を行っていました。現在は安全面から封鎖していますが、当時を知る資料として現地で物語っています。