郡山市へ被爆体験家族証言者を派遣しました
講師派遣実例:福島県郡山市へ被爆体験家族証言者を派遣しました
平成28年11月26日に、会員自治体である福島県郡山市からの依頼により、郡山市役所で実施された中学生長崎派遣事業「2016ナガサキへのメッセージ」報告会へ、被爆体験家族証言・交流証言者である柿田富美枝さんを講師として派遣しました。
郡山市では、今年8月、平和の尊さや核兵器廃絶の必要性などを学ぶため、郡山市内の各中学校の代表29人を被爆地・長崎に派遣しました。学生たちから、原子爆弾投下後の長崎の様子を目の当たりにし、それぞれが何を感じたか?世界平和のため自らができることは何か?など、研修の成果が発表されました。
この報告に先立ち、柿田さんから、長崎市職員で当時21歳だった母親が被爆したこと、自らが交流した被爆者の証言などを紹介していただきました。また、被爆二世としての活動や、核兵器を取り巻く世界の情勢などを交えながら、伝えていくことの大切さについて話していただきました。会場には市民のかたなど約120人が、発表に耳を傾けました。
また、郡山市では、12月9日まで、中学生が長崎で撮影した写真を展示する「写真パネル展」、原爆資料を展示する「原爆パネル展」を開催しています。
詳しくは郡山市ホームページをご覧ください。
日本非核宣言自治体協議会では、会員自治体からの依頼により、平和行事への講師派遣を行っています。派遣を希望する会員自治体は、事務局までお問い合わせください。
日本非核宣言自治体協議会事務局(長崎市平和推進課)
095-844-9923